About Me・・・

作家名:晶(Aki)
会社名:Nature's 工房 -晶- (ネイチャーズコウボウアキ)

 

東京で2005年工房設立

2010年よりほぼ毎年個展(展示販売会)を開催

 

長年通い続けてきた西八ケ岳に2022年秋より移住

2024年5月アトリエ店舗オープン

Way to go・・・

   *ちいさなころ、自然と手作りと詩を書くことが好きでした。
   *学生時代、音楽活動をして たくさんの歌をつくりました。
   *大学時代、日本文学を専攻して 詩を勉強していました。
   *社会人時代、パソコン書籍関連会社で 編集のしごとをしながら音楽活動もしていました。
   *社会人時代、自然写真や生態系の勉強をしたり 自然ボランティアの活動をしていました。
   *結婚・出産・子育てを経て、2005年ごろからリースを本格的に制作するようになりました。

    子どもとママ友達との自然遊びのなかで見つけたたくさんの自然素材がリースのきっかけになりました。

   ・・・好きなことが仕事につながりました・・・

 

Exhibitions・・・

・2010年11月 『Present from Nature ~リースとスケッチのふたり展』 in スローギャラリー
・2012年11月 『Nature's工房晶*石坂香 リース&エコラージュ展 ~めぐるいのちの森~』 in スローギャラリー
・2013年11月 リースの個展 『水と緑とことりの歌』in スローギャラリー
・2014年11月 リースの個展 『草のおと森のうた』in スローギャラリー
・2015年  3月 リースのちぃさな個展 『わたしのうた』 in green world cafe
・2015年11月 リースの個展(10周年記念&写真詩集発売記念) 『Beautiful Earth』 in スローギャラリー
・2016年  6月 リースとローズウィンドウのふたり展『妖精たちの集う庭』 in クレア ホームアンドガーデン
・2016年11月 リースの個展2016秋 『フォース』 in スローギャラリー 

・2017年  6月 リースの個展2017初夏 『ロマンティックガーデン』 in クレア ホームアンドガーデン

・2017年11月 リースの個展2017秋  『せいりゅう ~Songs of the Nature~』 in スローギャラリー

・2018年11月 リースの個展2018秋  『Simplicity ~地球と私の原点回帰~』 in スローギャラリー

・2019年  5月 リースの個展2019春  『自然と音楽のWonderful Dream Land』 in スローギャラリー

・2019年 11月 リースの個展2019秋  『BALANCE』 in スローギャラリー

(2020年 5月 リースの個展2020春  『HARMONY』コロナの影響で中止)

・2021年11月 リースの個展2021 『優』 in スローギャラリー

・2022年11月 リースの個展2022 『すきとおった音』 in スローギャラリー

・2023年12月 リースの個展2023 『温和な和音』 in スローギャラリー

Other・・・

・2011年 4月 雑誌『チルチンびと』66号掲載
・2011年 12月25日 日本テレビ番組「わたしのlife on」に出演
・2013年 12月・2014年1月  玉川高島屋S.C総合カルチャーサロンにてリース講座
・2015年 1月 ガーデニング雑誌『BESES』ビズ No.94 早春号掲載  

・2018年 ~日本のハンドメイド作家の「今」を展望するクリエイターズ年鑑ファイル〜 

     『Handmade Creators File II』  (ハンドメイド・クリエイターズファイル II)に掲載

     (ART BOXインターナショナル・2018年11月刊)

 

 

 

 

 


Wreath is ・・・


My Story

■a long time ago・・・

私が3歳の時に、家族で横浜市の住宅地に引越をしました。まだ自然がたくさん広がる丘陵に、ポツンポツンと宅地に家が建っていた頃です。


私は近所の同い年の女の子ととても仲良くなって、空き地で毎日、毎日、自然とたわむれて遊んでいました。家のなかでもお人形遊びやおままごとなどして、とにかく毎日遊んでいました。姉や専業主婦の母もよくその相手をしてくれました。


空き地遊びは、ことばでいいつくせない、ワンダードリームでした。コケむした湿った空き地の草花のすべてが、わたしたちのあそびの主役でした。わたしたちはそこを「コケ原っぱ」と呼び、コケのなかにいっぱいかくれていた小人たちをみつけて、いっしょにたわむれていたのです。


お人形遊びにも夢中でした。毎日、いろんなことが「リカちゃん」におこります。楽しいお買い物にでかけたり、かわいい洋服に着替えたり、長い髪をとかしてととのえたり、みんなでお話しをしてごはんをたべて、たのしく布団に入ったりしていました。

 


そんな遊びを2年ほど続けたある日、お母さんが「さあ、今日から幼稚園へ行きますよ」と言って、私に水色の制服を着せ、よくわからない大勢の子どもと先生という大人がいる場所に連れていきました。


わたしはただ、その理由がわかりませんでした。昨日まであんなに楽しく、あんなにおもしろく、思いつくままにわたしのせかいを遊んでいたのに、急に、知らないひとたちと一緒に、誰かが決めた遊びを、決められた場所でしなさいと言われる、その理由がわからなかった。

 

 


わたしは、幼稚園の2年間、ほとんど口をきかない子どもでした。こんな場所で、こんなにたくさんの子どもと、みんな同じようなことをするのがいやだった。


それでも、子どもごころに、ずっと「抵抗」を続けるということが、けっこう大変だということがわかってきました。たまには、友達と笑ったりしたいのに、ずっとつらぬいたキャラがそうさせないときもあったりして。

 

 


無口で暗いキャラは、幼稚園で終わりました。わたしは、小学校に入ったとき、もうあきらめよう、なじんでいこうと思いました。小学校からは、大人しいけど友達もいる、勉強もまあまあする子どもになりました。だんだん、やらなきゃいけないという気持ちがなくなって、普通に言われたこともできる子になっていったと思います。

 

それでも「工夫」だけはたくさんしていました。学校から帰った後や休みの日は好きなことをできる限りしていました。いろいろな手芸、詩を読む・作る、音楽を聴く・作る、かわいい世界に浸る、かわいい友達と遊ぶ・・・・etc.  わたしの素がどこかに消えてゆかないようにした、できる限りの防御策だったような気がします。

 

 

 

 


小学校の帰り道に、ふと、子どもって何歳までこどもなのかなぁ?、わたしはいつから大人になるんだろう?と思ったのをおぼえています。


「わたしは、ずっと、おとなになっても、子どものこころでいたい!そうだ、そうしよう!」と。

 

 

 

小、中、高、大、そして社会人となり、しばらくしてから結婚と出産を経験しました。


40代のはじめにリースに出会うことができました。これをライフワークにしようと決めました。

 

 

ライフワークを見つけてから12年以上が過ぎ、わたしが神さまから授かったものは、わたしが4歳のときに無念に中断した、あのワンダードリームの続きだったのではないか、と目が覚まされるような機会がありました。これからは、中断してしまった時間、封印してしまった宝箱、自分らしさに、そうできる時間があるなら可能なだけ向き合うのが正しいだろうと・・・。

 

 

わたしは今もあの、子どもの気持ちを全然わすれていない。ずっとずっと宝箱に大切にしてきた。みんなと同じがほんとうに嫌だったし、オリジナルが好きだった。オリジナルの仕事をつくりだした。自然+音楽=リース・・・・・。

 

 ワンダードリームの展開を全力でたのしみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


生態系とリース

■自然をつたえたい・・・

花、虫、鳥、動物、草の穂、樹々、森、川、草原、微生物、菌類、藻類、風、太陽、土、雨、、、、

 

わたしは ちきゅうをとりまく しぜんの「つながり」がすきです。

 

ずっとそのことに惹かれて 自然を追いかけてきました。

 

 

 

「オオカミ」や「クマ」に異常なほどの興味があるのも、

「アイヌ」「先住民」と聞いただけで 血が騒ぐのも、

天と地をつなぐ神様の意思、天地創造に想いをめぐらせることにそもそも興味があり、

自然のつながりを愛する毎日です。

 

 

 

大切なのは「生態系」。 

 

自然は 繊細 です。

 

繊細 だから 強靭 でもあります。

 

よわくて つよい。 つよくて よわい。

 

ずっと興味の中心だったことを、どうやって自分の仕事にしたらいいのか分からなかった長い時間の末に

 

リースに出会いました。

 

 

 

リースは 繊細 ですが 丸くて永遠の輪のかたちは ほんとうにつよく たしかなものです。

 

 

 

自然をつかわせてもらい 自然をかたちづくり 自然をあらわした リース。

 

 

 

共鳴してくださる方に 自然の本質であるやさしさがあふれている気がします。

 

ひとは ほんとうに すばらしい。

 

そんなひと と しぜん をリースの輪にしてつなぎたい。

 

 

永遠の輪のように

 

私たちの魂も繰り返されるものならば。

 

 

 

 

 

■インテリアのリースがちきゅうのうたに・・・?

リースには植物のドライを使っています・・・。

 

ドライは、植物の生命に、風や光やいろんないのちがかさなって、パワーが凝縮しています・・・。

 

乾燥させた梅ぼしや切り干し大根などに栄養がぎゅっと閉じ込められるのと似ていると思います。

 

そしてベースになるのは植物の蔓です。蔓性の植物の生命力はものすごい。思いきり自由に、上へ上へとひたすら伸びていきます。まわりに自分からしがみついて強くたくましく生きています。

 

その蔓が休眠期に入る晩秋に、その年に伸びた部分の一部を、感謝をこめて「いただく」。その蔓をまるめてリースのベースにします。秋に狩られた蔓は、また翌春にさらに勢いよく吹き出して、伸びていきます。

 

 

 

蔓(生命力)に花や実や葉(生命力)を乗せていくのですが、さまざまな目的のためにこの地球に生きるそれぞれの植物は、それが外側からもわかるように、まったく違う姿形・色・風合いをそなえています。

 

植物の本質は人ととても近いですよね。季節というサイクル、1日というサイクル、年月というサイクルもそうですし、宿った個性(性質)には本来の意味があり、ちゃんと何かに役立つようになっています。人の一生という物語と同じように、植物にも物語がそれぞれにあり、永遠の「魂」がすべての生命に宿っているのと同様に、植物の「種」は私たちにとっての「子孫」にあたる大切な宝物であったりします。

 

植物をみつめていると、「人」をみつめている気分になります・・・。

 

 

 

そもそも、わたしたち人間は植物なしに生きることはできるでしょうか?絶対に無理ですよね。狩猟して生きることもできますが、食べる動物も植物なしには生きられないことを考えると、植物という存在をもっと見つめてみる機会があるといい・・・。

 

リースで、自然素材を組み合わせて乗せていくという作業は、その植物の多様性とバランスを、感覚で理解することでもあります。

 

リースのなかのバランスを意識は、ちきゅうの「生態系」のバランス意識とどこか繋がっている気がします。

 

頭の中で勉強したり学んだりすることは脳へと蓄積されますが、感覚で知ることはひとの細胞の奥深くに蓄積されていきます。

 

リースを、頭でがっちりと考えて作るのではなく、できるだけ自由な感覚で作っていくと・・・、いろんな情報が「手」から「体」に染みこんでいく気がします。

 

 

 

植物の慈愛のようなもの、美しい形と色合い、やさしい匂い、手触りといったものは、わたしたちの感覚を優しく深く刺激してくれます。

 

そんな植物の母性と、円という形が響きあうせかい。「自然」+「音楽」が溶け合うせかい。

 

リースは わたしたち自身の本質にアクセスしてくる。

 

もちろん女性だけでなく、男性にとっても。

 

 

リースの可能性がまだまだある気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■おうちはちきゅう

外へでかけるとき、扉をあけて「いってきます。」と出かけていきます。

その瞬間、気持ちがきゅっと引き締まるきがします。

 

家にかえってきたとき、扉をあけて「ただいま。」って言います。

その瞬間、気持ちがほっとして、ほどけるのを感じます。

 

 

 

安心して、眠りにつく、ということは

どれだけ人間にとって大切なことなんでしょうか。

それは

「家」でしか

実現しえないことの1つです。

 

 

パワースポットやお気に入りのカフェ。

そう聞いただけで、ワクワクするひとも多いと思います。

私も、旅先で滝や森などに 山盛りのパワーをいただいたりします。

 

でも そこから帰りついた、なんの変哲もない、いつもの家。

自分の家。

そう聞いて、ワクワクするひとは少ないのかもしれません。

けれど、人にとって ほんとうのパワースポットって

自分の家なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

好きな色のインテリアを選び

触り心地のよいクッションや椅子を置き

気に入った絵や写真を飾り

大好きなものを作って食べ

ゆっくりと湯船につかり

お気に入りの音楽をかけ

最後に布団に入って眠る

自由自在に自分好みにカスタマイズできる場所は

そう、

家です。

 

 

家こそ自分の

パワースポット。

 

 

 

そこは

できるだけ

きれいに掃除をし

できるだけ

無駄なものは置かずに

できるだけ

だいじなものを置く

だいじなことをする

のがいいのでしょう。

 

 

にんげんのからだのなかにも

ちきゅうがあって

からだのそとにあるおうちも

ちきゅうみたいで

そしてこのまあるいほしが

ちきゅう

・・・・・

 

 

 

 

 

おうちはちきゅう。

 

おうちは

じぶんじしんのもうひとつの

ちきゅうです。

 

 

 

 

リースを

おうちに

飾ってもらえたら

うれしいです。