きまぐれダイアリー

八ケ岳のお庭や近所の風景をつづったダイアリーです

■2024年1月

朝はだいたいマイナスの気温。それでもアノ鳥、ソノ鳥、探す冒険さんぽへいざ参る!!
五枚着重ねて、双眼鏡とカメラを持ち、手袋もわすれずに!

ほらね!いた、いた!ヒレンジャクやキレンジャクがヤドリギ近くにたくさん。

偶然のご褒美をいただいたら一日のスタートもよりよい。さあ今日も作業がむばろう。

■2023年12月

ニホンリスもキツネも、夏のあいだ姿をみかけなかったので、どうしたかなと思っていました。秋深まるころ、どちらも姿を見せるようになりました。特に、リスは毎日、4匹ほどが近くに棲んでいて元気に走り回っています。たくさんのクルミの実、冬のためにあちこちに隠しています。ちゃんと、うす皮をむいてから土に埋めているのです。キツネさんは、何匹いるかはわからないけれど、ペアがダンスしたり散歩をしたりしていました。春にはかわいい子ギツネを見られるかな。。。

■2023年11月

こちらの紅葉は11月の上旬までが見ごろです。時期としては短いのかもしれませんが、その分濃厚な風景。近くのまるやち湖では、カルガモが泳ぐ水面に、染め上げた木々のシルエットが鮮やかに映し出されていて絵画のようです。赤色の実も、とても深い色彩で、目に映る色の深みがやさしい風を運んでくれました。

 

■2023年10月

秋が深くなり早くも冬の足音さえ聴こえてきます。カケスは、ドングリを木の洞に隠してたくわえていました。貴重な冬の食糧なのですね。わたしもクルミの実をいっぱい拾いました。拾っても拾っても、とても拾いきれませんでした。拾っても殻をとるのが大変なので、結局半分以上は冬の野鳥やリスの食材となりそうです。その方がいいですね、我々の食糧はたくさんあるのだから。クルミはとりあえずクッキーを作りました。少しの苦みがまたよい感じです。

■2023年9月

近所の田園風景も秋色にうつりかわっていきます。稲は少しずつ黄金色に、そば畑ではソバの花が少しずつ実になっていきます。ふわふわした雲たちと、どんなおしゃべりをしているのかな。秋は、また森や湿地に色とりどりの花が美しい季節。シラネセンキュウに、ミスジチョウがとまっていました。赤や紫の花もあちらこちらで咲いていました。

■2023年8月

田園風景は一面のトウモロコシが収穫を待っています。ここのトウモロコシは甘くてホッペがおちるほど。観光客のお目当ての品はすぐに売り切れてしまいます。8月といっても立秋を過ぎると秋風が吹きはじめ、秋の香りが漂い始める八ケ岳。庭では、ツリフネソウも咲きはじめました。自生していたツリフネソウやミズヒキがそこらじゅうにあり、できるだけ残しているので、これからの季節がたのしみです。

■2023年7月

鳥たちは夏を生きています。怏々と。

カッコウは声は大きいのに、なかなか姿が見えない鳥。

でも見つけました。毛虫をくわえています。してやったり。

南半球から太平洋を横断して夏を命がけで行き来するカッコウは

托卵することでウグイスなどが増えすぎないよう調整しているという。

 

右はキジのお母さんとヒナが一列になってお散歩しているところ。

ヒナは7羽くらいいて、必死にお母さんの後を追いかけていました。

草丈は低いのに、ヒナにとっては大ジャングルのようです。

このあともたくましく生きていってほしいと思う風景でした。

 

■2023年6月

鳥たちの子育ての様子に目が釘付けになった6月。コムクドリは水色の卵を産むのをはじめて知りました。左の写真の左が母鳥、右が子ども。横でエサを採る指南をしているのかな。

 

右の写真はヤマガラ親子。これは感動秘話です。冬にヤマガラ夫婦が餌台のヒマワリの種を採って、食べていたのがこのコブシの木。そしてヒマワリの種はもうあげていないのに、どこかに隠していてちゃんとヒナにそれを与えている。しかも、コブシの木の上で!ここに来ればいいのよ、とでもいうように。口移しで親からもらっていたヒナは、この日の夕方、自分で種を運んで割って食べる、一連の動作をすっかり覚えて実践していました。すごい!!ヤマガラの賢さにあっぱれです。

■2023年5月

5月、最高気温は関東とあまり変わらないですが、最低気温は10度以下の日も多く、朝晩ときどきストーブが必要でした。庭も近所も季節はゆっくりの足取り。と思うと、一気に樹々に緑がふきだし、花が咲き。森の花たちは 森に似合うはかなげな色合いとたたずまいです。

■2023年4月

庭にはいろいろな野鳥が往来していましたが 冬に立てたエサ台のおかげで多くの野鳥の立ち寄り場になっています。朝夕や休憩タイムはもっぱら野鳥観察にじかんをたむけています。鳥はかみさま!っておもいます。しなやかに個々の世界観で上手に生きています。すべてのしぜんは関わりあいながら きちんと尊重されながら 近くで遠くでタペストリーが編まれています。

■2023年3月

3月のある朝、お天気雨の空模様でした。太陽の光はじゅうぶんに注がれるなかで、細かい雨が、森じゅうにキラキラと光っています。そこへやってきたエナガの群れは、なんというか、天使みたいでした。光と同化しているような、そんな姿でした。

■2023年2月

いつも散歩する径のわきにちいさな小川があります。そこに出現する凍った結晶をみるのが大好きなんです。とうめいな水のうえに 透きとおった氷が 太陽の光にかがやいて ほんの一瞬の芸術を鑑賞できるんです。

■2023年1月

庭の近くには色々な野鳥、リス、たまに野ウサギやシカなども遊びにきますが、そのなかでも私がとても好きなのはキツネさんです。キツネさんは、家が建ったとき玄関に野ネズミの贈りものがあったので、ごあいさつに来たみたいでした。そこからものすごくキツネさんに親近感と尊敬心を抱くようになりました。彼らがずっとこれからも居心地よくここで暮らせるよう、生態系を意識した暮らしをしていこうと心に誓いました。